面接時はポジティブさをPR

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企業が欲しい人材像

転職活動を行う動機がワークライフバランスの実現にあるとしても、面接などでそのことを素直に言うべきでは無い場合があります。これは企業が本音の部分で欲しい人材像を思い浮かべてみていただければわかりやすいのですが、コミット度が高い人材と低い人材がいた場合、コミット度の高い人材を採用したいと思うからです。体力が持つのであれば必要な残業は行って欲しいですし、プライベートの時間も仕事のためのスキルアップに時間を使うような人材の方が企業にとって魅力的です。

本音を前面に出す危険性

転職活動を行っていると面接シーンでは前職の退職理由や次の職場に求めていることなどをよく聞かれます。そうした際にも上述の観点から回答には気をつけてください。本当の理由がワークライフバランスを実現するためだったとしても、そのことをそのまま伝えてしまっては企業の求める人物像と一致しないと思われてしまう可能性があるからです。例えば前職が酷いブラック企業であり、あまりにも労働条件が厳しかったのだとしても、採用担当者はそうした事情を正確には理解してくれません。単にあなたが前職が嫌で逃げ出しただけではないかと受け取られてしまう場合も多いのです。

前向きな気持ちを前面に出す

面接で前職の退職理由や今後新しい職場に対して求めていることなどを聞かれた場合は、基本的に前向きな気持ちをアピールすると良いでしょう。例えば退職の理由は新しく挑戦したい仕事があったけれども、それは前職ではできない仕事だったからなどであれば問題ありません。そして、もしどうしてもワークライフバランスに触れたいのであれば、例えば前職は仕事の効率が悪すぎてもっと高い生産性を発揮したかったというようなストーリーにすると良いでしょう。
間違ってもプライベートで充実した時間を過ごすために前職を辞めたのだというようなことは話してはいけません。

向上心のある人柄をアピール

またワークライフバランスとの関連で言えば、プライベートや趣味について聞かれた時も注意が必要です。もちろん人間ですので休む時間も家族と過ごす時間も遊ぶ時間も大切です。しかし仕事で活躍する人のほぼ全員がプライベートの最中でも仕事のことを意識する時間を作っています。例えば日曜日の夕方からは翌日からの仕事に備えて簡単な段取りなどを行う方もいますし、もっと直接的に休日や仕事帰りなどの時間を資格の勉強に使う人もいます。
自分もそうした人たちと同じく向上心のあるプライベートを過ごす人間なのだとアピールすると良いでしょう。

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