働き方を変えてみる

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自分に合わせることが大事

そもそもワークライフバランスとは「仕事と生活の調和」を意味するものですが、近年ではプライベートを充実させるものと誤解される傾向にあります。本来の目的は、仕事と生活のバランスを保ち良い相乗効果を生み出すことです。そのため、仕事中心でプライベートが犠牲になっていたり、働きやすさを重視しすぎて給料が下がり生活の質が落ちたりと、どちらかに比重が偏っている状況はワークライフバランスが保てているとは言えないかもしれません。
ですが、どの働き方が正解で間違いなのかといった明確な線引きがないのも現状でしょう。というのも、相乗効果を生み出す仕事と生活のバランスは人それぞれで異なるからです。そこでワークライフバランスを保つには、自分に合った働き方を考えてみる必要があります。

生活リズムを保ちやすい日勤のみ

医療・介護業界は夜勤が発生しやすく、日勤と併せた勤務で生活リズムが不規則になりがちです。夜勤ありのシフトは日勤と夜勤の2交替制、もしくは夜勤が準夜勤と深夜勤に分かれる3交替制の2通りが基本となります。このうち、生活リズムがより不規則になるのが3交替制です。深夜勤明けの日に準夜勤が入るなど煩雑なシフトが多く、日勤の身体に戻すことが2交替制より大変だと言われています。一方、2交替制は日勤か夜勤しかないので3交替制に比べて生活リズムを保ちやすいものの、少人数体制での長時間労働で心身の負担が大きいです。
このように、夜勤に入ることで生活に支障をきたしていると感じるなら、日勤のみで働くことを検討してみるのも良いでしょう。メリットとしては、生活リズムの安定やプライベートとの両立のしやすさ、心身の負担が少なく済むことが挙げられます。ただし、夜勤手当がなくなる分、給料が下がってしまう点については留意しておきたいものです。無理のない安定した生活と、給料が減るバランスに自分が納得できるかが鍵となってくるでしょう。

時間を確保しやすいパート

正社員で働くと、勤務時間や出勤数の融通が利きにくかったり、残業が発生したりしてやむを得ずプライベートを犠牲にした調整が必要になることもあります。特に残業が常態化していると仕事に追われているように感じて心身が疲れ、プライベートを心から楽しめなくなる可能性も出てくるでしょう。プライベートに満足できないと、その影響を受けて仕事の効率も下がる悪循環に陥りかねません。こうした問題を避け、仕事と生活のバランスを保ちやすいのがパートです。正社員よりも勤務条件が緩い傾向にあり、勤務時間や出勤数を自分の無理のない範囲に抑えられます。残業が起きにくいのも、正社員より責任が重くないパートならではです。ただし、時間給なうえに手当がほとんどつかない点に注意しましょう。
また、パートなら夜勤のみを選ぶのも一つの手です。夜勤のみであれば夜勤手当がつきますし、日勤のパートよりも少ない出勤数で満足度の高い給料がもらえる可能性があります。日中はもちろん、自由に予定を立てられる日も多いので、仕事よりプライベートの比重が勝っているなら考えてみるのも良いかもしれません。

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